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2022/03/04
洗濯機の終了時間が遅くなったら

こんにちは!松本です。少しネットで話題になっていた話に水道屋らしい話を追加してお伝えしたいと思います。

 

 

洗濯の終了時間が遅くなる原因は本体の故障以外に「ストレーナー(ゴミを除去する網)の詰まり」が考えられます。

 

ほとんどの洗濯機はここがネジになっており、半時計まわりに外すことが可能です。

※必ず洗濯の蛇口を閉める事と、閉めてもホースに水が残っているのでタオルか雑巾を用意してください。お部屋がべちゃべちゃになりますよ!

 

 

 

網のフチに溜まっているのは配管内のゴミやサビです。これくらいならブラシやピンセット、タオルで取り除くことが出来ますが、長年放置するとゴミやサビで網目が埋まってしまい、全く水を通さなくなってしまいます。これが洗濯時間が長くなる原因です。

 

 

網自体はステンレス製で本来とても錆びにくいものです。しかし錆びてしまった鉄がステンレスに付着することにより「もらい錆び」という症状が発生します。キッチンのステンレス製シンクが錆びてしまうのもこれが原因です。

錆びてしまった洗濯機の網は真っ赤なサビだらけになってしまいます。そうなった場合、網目を復活させなければいけない為、ブラシで少し強めにこすったり細い針のようなものを網目にツンツンしてサビを削って下さい。やりすぎ注意ですよ!

 

 

ここから水道の話になるのですが、水道管の中になんでサビがいるかという原因は築40、50年の住宅だと配管に鉄管が使用されている可能性が高いです。

老朽化した鉄管はサビが発生しており配管漏水の原因洗濯機の詰まり、水栓やエコキュートなどの設備器具にダメージを与えてしまいます。漏水修理に行った際の原因に鉄管からの漏水というのはとても多いです。

いまの配管は樹脂製が主流になり、配管のサビ発生がなくなり、継手が減ることにより水漏れのリスクも大幅に軽減されています。どんな配管にも寿命があり、築年数が経った住宅は一度配管のメンテナンスを検討することも大事だと思います。

 

 

 

 

 

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