スタッフブログ
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- 2021/10/22
- リフォーム業界に悪徳業者が多い理由
こんにちは、松本です。
「深夜だったので水専ではなく別の業者に連絡したら法外な金額を請求された。」
「近くで工事されている職人さんが挨拶に来たが、うちの家の屋根が悪いということで見てもらいあれよあれよという間に契約してしまった。あまりいい工事でなかった。」
そういった声をお客さまからお聞きしたことが何度もあります。そのたび悲しいような、悔しいような気持になってしまいます。
訪問販売は悪質な場合があります。もちろん全ての訪問販売が悪い訳ではありません。自分でも通り道のお宅で明らかに水が噴いていたら声をかけてしまうでしょう。
ただあちらはトークのプロです。会話だけでは絶対に真実か悪質か判断出来ません。
その場で判断することだけは絶対にやめて下さい。緊急と言われてもです。
(これが本当に大事です。悪徳業者は過剰に不安を煽り早期契約を迫ります。)
本当にわからなくなり困ったら当社に連絡してください。相談だけでも結構です。
悪徳業者には
①完全な違法行為を行う業者
②工事内容以上の金額を請求してくる、いわゆる「ぼったくり」業者
③知識不足による施工不良でトラブルが発生する業者
等がありますが①は案外少なく②・③が多いかと思います。
悪徳業者の共通点として、潰れるのかわざと潰しているのか「数年後に会社がなくなっている」事が多いです。何かがあった頃には連絡が繋がらず泣き寝入りするしかない・・・考えただけで恐ろしいです・・・
タイトルの内容ですがリフォーム業界に悪徳業者が多い理由として
「工事に明確な金額の基準がなく、不透明で適正価格か判断がしにくい」
ことがあると思います。
今の時代、全く同じ商品を購入するならネットでも店舗でも比較は簡単に可能です。(小売業は差別化が大変だと思いますが・・・)
しかしリフォームでは同じような工事をするにしても材料や工事日数が変わってくるので大きく金額が変わってきます。(むしろ同じ金額で出来たら何かがおかしいです。)法外な金額はもちろん論外ですが安ければいいというものではありません。安いには必ず理由があります。なにかを削って安くなっています。安易に値引きをする業者も注意が必要です。利益を削ると言われても本当かどうかなんて判断はできないと思います。
適正価格というものは本当に難しいです。お客様が高く感じたり、ぼったくられたと思われても工事の内容を見てみると値段に合った工事がしっかり出来ているという事もあったりします。
大事なことは「工事に納得が出来るかどうか」です。工事内容の打ち合わせをしっかり行い理解して納得して契約出来ればきっと素晴らしいリフォームが出来ると思います。
もう一度書きますが絶対にその場で契約してはいけません。納得出来なければどんどん質問してください。