スタッフブログ
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- 2021/06/17
- トイレのスペース活用
こんにちは!松本です。梅雨の合間というより今年は雨が少なく、過ごしやすい日が続きます。水不足だけが不安ですね。
少し前になりますがトイレの取替工事をさせていただきました。
隅付きタンクタイプの洋式トイレになります。
取替えの際に大事なポイントは・・・
ここです。
「止水栓」と呼ばれる部材ですが、ここからトイレのタンクに水を送っている、とても大事な部分です。
止水栓から入った水道水はタンクの中で①そのままタンクに溜まる、②手洗い水として上に行く、の二つに分岐します。
手を洗った水はそのままタンクに溜まり、次回流す時に使われます。レバーを回すとタンクの中の水を使ってトイレを流して、タンクの水を使い切るとそのまま次回流す分の水をタンクにため込みます。
中の仕組みについてはそのうちブログに書きます(笑)
話を戻しますが流行のタンクレストイレにしても定番の組み合わせタイプにしても、トイレの中心に止水栓があると邪魔になってしまいます。
タンクの後ろに隠すという方法も考えましたが便器自体が前に出てしまい、トイレのスペースを狭めてしまいます。
隅付きタンクのメリットはタンクが真後ろに来ないので、便器を出来る限り奥に入れることによりスペースを有効活用できるということです。
結局どうしたかというと・・・
配管を外からやり直し、止水栓の位置を移動しました。それでも便器が大きくなった為、以前に比べ5センチ前に出ています。
どこのリフォーム屋でもメーカーの違いはあれど使う商品は同じです。トイレの取付も器用な方ならすぐ出来るようになりますし、youtubeには丁寧な解説動画が沢山あります。
でも、大事なことは「どんな提案が出来る人に出会うか」です。
知識、経験、どれだけ使う人の事を考えることが出来るか、一朝一夕でやれることではありません。
まだまだ学ぶべきことは沢山ありますが、精一杯考えることは今からでも出来ます。
お客様に少しでも喜んでいただけるようこれからも努力したいと思います。