スタッフブログ
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- 2019/10/21
- ライフラインにも老朽化の波が・・・
パニック
早朝にあるお客様から緊急のご連絡があり、「水が噴きあがっているから助けて」とSOS。
早速駆けつけてみると、駐車場入口にある水道メーターBOXと地下式散水栓BOXから土砂とともに水が噴きあがっておりました。
一面が池のような状態になっていました。
状況をみてみるとどうも道路に埋まっている水道の本管が破損しているような水圧でしたので、役所の水道部に連絡して緊急修理を手配しました。30分後に役所の方に来ていただき1時間後には緊急修理が始まりました。
ライフラインの老朽化
配管の老朽化により穴が開いてその部分から水が噴きあがったようです。
午前中に復旧作業が終わったそうで、気になり再度確認にお伺いしたところ、まだ近くで破損している所が有り後日その部分は修理をするとのことでした。
水漏れは築30年前後からはじまる?
今回は道路の中の水道管でしたが、最近は毎日のようにお客様から漏水調査のお問い合わせがあります。
・水道の料金が高くなった。
・水道の検針の方に漏れていると言われた。
・いつも壁や地面が濡れている。
などのきっかけでお問い合わせがあります。
私たちの経験では、一般住宅の配管寿命は大体30年程度のように思えます。今から30年前というと平成に入ってからの建物です。もう昭和ではありません。
家を購入される時に、水道管が壊れることまで考えて家の設計をする方はほとんどお見えにならないと思います。また水道管は土の中や、壁の中に配管しますので普段目にすることが有りません。また壁の中の配管が水漏れを起こすと、土台や床または柱を腐らせる原因になることや白ありを呼ぶことにもなります。
まとめ
万が一に慌てないようにするためには、自分の家の水の元栓の場所を確認しておくことです。ほとんどの住宅は道路に面したところの駐車場内や玄関アプローチ部分などの地面に 「量水器」 と表示してあります。蓋を開けるとネジタイプまたはコックタイプの物が入っておりますので一度締めてみてください。締めても家の水が止まらない場合は、各市町村の水道課に連絡すると無償で交換して頂けます。